塗装工事中のガス事故多発 給気口ふさがれ住民死亡も

有限会社 山村塗装店

2009年07月27日 19:09

塗装工事中に起きた事故について注意を呼びかける記事がありました。
死亡事故に発展したケースもあるようだ。 

以下朝日新聞

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マンションなどの外壁塗装工事中に住民がガス機器を使い、一酸化炭素(CO)中毒になったり、機器が異常着火で破損したりする事故が多発している。塗料がつかないよう給気口などをビニールシートでふさいでいたことが原因だ。住民が「閉塞(へいそく)」を知らずに機器を使ってしまうケースが少なくない。経済産業省は塗装業者や利用者に注意を呼びかけている。

 同省原子力安全・保安院によると、塗装工事でガス機器の給排気設備をふさいだことによる事故は86年以降、少なくても27件起きている。このうち25人が機器の不完全燃焼でCO中毒となり、5人が死亡した。パロマ工業製ガス湯沸かし器のCO中毒事故が明るみに出た06年以降、本来着火する部分や時間以外に着火する異常着火事故も統計に加えられ、それ以前は潜在化していた可能性がある。

 今年は6月末までにCO中毒2件、異常着火8件。昨年の3件を上回る計10件発生した。1月には千葉県の集合住宅で入浴中の2人が、6月には東京都の集合住宅で就寝中の小学生ら3人がCO中毒になった。瞬間湯沸かし器や風呂釜が爆発し、損傷する事故も相次いだ。

 業界関係者によると、外壁の塗装工事中は給気口や排気筒(煙突)、換気扇のカバーなどをビニールシートでふさぐことが多い。マンションの場合、通常は管理組合に全体の計画を伝えた後、チラシで各戸の工事日を知らせている。だが、業者によっては各戸に工事日や危険性を十分伝えていないという。

 国土交通省は昨年2月と今年1月、業界団体「日本塗装工業会」(約2720社加盟)など3団体に注意を喚起。「塗装工事で給排気設備をふさぐ場合はガス機器を使わないよう居住者に周知を」と要請していた。

 しかし、塗装業者数は全国に約4万7千。業界団体に加盟していない業者は多く、住民への周知は徹底しきれないのが現状だ。

 保安院によると、実際、今年起きた10件の事故は、すべて業界団体に非加盟の業者が工事をしていた。住民はいずれも業者から工事中の機器の使用禁止を伝えられていなかったという。

 日本塗装工業会では加盟社の事故報告はないが、6月下旬、住民への周知徹底を促す文書を全加盟社に改めて郵送した。同工業会は「業者も注意するが、住民もいつ塗装工事があるか関心を持ち、ガス機器を使う前に給気口などがふさがれていないか確認してほしい」と呼び掛けている。(黒川和久)



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まず業者側の安全意識が第一である。







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