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2009年08月13日

豪雨の闇、飛び出した妻「お父さんは私が見つける」

以下朝日新聞の記事

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兵庫県佐用町を襲った豪雨は、住民を守るため水害対策に向かおうとした町職員の命も奪った。携帯電話で発せられた最後の言葉を頼りに、妻は水没した車を6時間かけて捜し出した。「責任感の強い人だから『おれが行かなければ』と思ったのでしょう。お疲れ様と言ってあげたい」。妻は家族4人で撮った写真を見つめ、亡き夫に語りかけた。

 「もう、だめかもしれない」

 佐用町で猛烈な雨が降り続いていた9日午後9時ごろ、町営健康福祉施設の施設長を務める広岡武治(たけはる)さん(54)から突然、兵庫県西宮市に住む長女(24)に電話がかかってきた。

 長女はたまたま訪ねてきていた次女(21)とともに、すぐに佐用町の自宅にいた母の絹恵さん(55)に電話し、泣きながら伝えた。「お父さんの車が水にのみ込まれ、出られなくなったみたい」

 絹恵さんはほんの30分ほど前、町から職場待機を指示された武治さんを玄関先で見送ったばかりだった。「行ってくるわ」。招集がかかることを予期して食事と風呂を済ませていた武治さんは、約10キロ東にある三日月支所へ軽トラックで向かった。

 長女からの電話を切った後、絹恵さんは何度も夫の携帯に電話をかけたが、留守番機能に切り替わる。いてもたってもいられず、もう1台の乗用車で風雨の中に飛び出した。だが、道路は近くの佐用川からあふれ出た濁流で冠水し、思うように進めない。車から降りて水が引くのを待っていると、目の前を大木が押し流されていった。

 お父さんはだめかもしれない。でも、他の人に見つけられるより自分で見つけたい――。車で捜すのをあきらめ、暗闇の中を歩いた。「病院の近くでつかっちゃった」。武治さんが長女を心配させないように明るく振る舞いながら伝えた言葉を頼りに、自宅から約4キロ東の佐用共立病院を目指した。

10日午前3時前。病院から数百メートル離れた道路沿いの水路で、荷台部分から縦に落ち込んだ軽トラックを見つけた。水路脇の斜面をつたって下り、運転席部分に近づいた。「お父さん、お父さん」。座ったままの武治さんに何度も声をかけた。冷たくなった夫の唇は動いてくれなかった。

 連れ添って26年。使命感の強い人だった。激しい雨の中、文句も言わずに職場へ向かった夫を誇りに思う。

 「冷たかっただろうし、苦しかっただろうけど、私が見つけることができただけでも良かったかもしれない」。気丈に見えた絹恵さんの目に、うっすらと涙が浮かんだ。(川田惇史)


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Posted by 有限会社 山村塗装店 at 19:39│Comments(0)未分類
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